農業体験をしに熊本県山鹿市菊鹿町へ!〜第1回『田植え』

農業体験をしに熊本県山鹿市菊鹿町へ!〜第1回『田植え』

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【9日06:10】スタートからハプニング!!

農業体験_ロードマップ   今日は、熊本県山鹿市菊鹿町へ農業体験に出かけて来た。 しかし、スタートから事件が!前日の晩から中島家に泊まっていたYutoと、 近くのKeitaの家へKeitaを約束の時間の午前6時10分に迎えに行ったところ出てこない。 携帯に電話を数度するが、留守番電話へ・・・。早朝でもあり、 自宅に電話するのを多少躊躇したけれど電話するが反応なし・・・。 時はすでに午前6:30となっていた。

  これ以上、待つ事はできないので、 大橋に午前7:00待ち合わせしてたTaigaのもとへと急いだ。きっと、Keitaは恐れていた『寝坊』・・・。 午前7時には大橋に到着することができず、Taigaを15分待たせる事になった。 『ごめんねぇー、Taiga』

  次にTomomiをPickUpすべく、待ち合わせの場所へと急いだ。 Tomomiには近くに来たら電話することにしていたので、外で待ちぼうけとはならなかったが、 やはり待つ人にとっての時間は長いものだったろう。

  さてさて、ようやくKeitaから寝坊の連絡を受けたところで、全員−1名は熊本県山鹿市菊鹿町を目指した。 春日市を抜け、筑紫野ICより高速に乗る。途中のサービスエリアで休憩を入れ、 菊水ICで高速を降りた。車にはETCがついているので、 朝5時から9時までの間に高速に乗り、利用距離が100km未満であれば通勤割引が適用される。 本来1700円かかるところが、通勤割引が適用され半額の850円。 ETCはかなりお得なのです!!

  話は変わるが、車の中で長時間過ごしてもらわないといけないので、 暇にならないようにと、素敵なトークの他に、音楽を用意した。 昨日TSUTAYAの会員になり、僕が聞けるし、若者にも名前が知られているアーティストのCDを6枚借りた。 そのアーティストは、ウルフルズ・Mr.Children・スガシカオ(2枚組)・YUI(アルバム×2)。 彼らの素敵な音楽を聴きながら、車を走らせた。ぷらす素敵なトーク(笑)。

  さて、菊水ICを降り、山鹿市を目指す。山鹿市に入り、 送られて来たロードマップにある交差点近くの目印『パチンコ大統領』と『とうふの看板』を皆で探した。 なかなか、『パチンコ大統領』が姿を現さず、『つぶれてなくなってるのでは!?』という不安を感じつつ、ついに発見! そこに現れたのは、『DAITOURYOU』と縦に英語で書かれた営業していないパチンコ屋であった。 目印としてはどーなのか?と思いつつも、皆で大笑い。 そして、すぐに『とうふの看板』のある交差点を見つけ、そこを左折した。

【9日8:45】津袋大塚古墳、そして到着

津袋大塚古墳   だんだんと山手に入っていき、『津袋大塚古墳』という看板を発見。 少し行き過ぎたのだが、時間も早くつきそうであるし、これは『行くべきだ!』ということでUターンして見学する事に。 このあたりには、4世紀〜5世紀中頃の円墳群、『津袋古墳群』ということであった。

津袋大塚古墳  一旦、車を降り、古墳へ近づく。 ぐるっと円墳の周囲をまわり、『登るろうか?』ということになり、円墳を駆け登ることに。 円墳の上には小さな祠(ほこら)のようなものがあり、手を合わせた。 『お墓に登ってすみません。でも、人が来たほうがうれしいでしょ?』などと都合の良いことを考えつつ、この大塚古墳をあとにした。 なぜかしらこの大塚、何度も何度も犬塚と言い間違ってしまった。ひょっとしてお墓の主を怒らせたかも!?

  集合時間は10時なのだが、1時間前の9時、山鹿市菊鹿町の三区体育館に到着した。 Taigaのお父さんからの差し入れであるキャップ『Mr.Homerun』を受け取り、それぞれ田植えのための服装に着替えた。 4人おそろいの帽子。なかなかGoodである。 10時になり、参加者がそろい、主催者の挨拶のあと、いよいよ本日のメイン会場の田んぼへと軽トラの荷台にAJ組は陣取った。 早速、僕は持ってきたビデオでその様子を激写。荷台で一人はしゃいでしまった。

【9日10:30】田植えスタート!

農業体験_手植え  さて、いよいよ田植えである。水をはった田に足を入れる。 粒の細かい水の中の土に足を入れると、ネチッと吸い付かれるように足が沈んでいった。 なんとも言えない気持ちの良さである。

  田に入るとすぐにYutoは地元の子どもに目をつけられ、泥をなぜかしら投げられていた。少々、Yutoも困っていたようだが・・・。

  手植えをする場合、田に1本の紐をはり、その紐にある印のところに皆で並んで苗を植えていく。 まず縦に1列等間隔に稲が植えられることになる。 そして、紐を植えた列から1mだったと思うが、ずらし、さっきと同様に印に従って縦に1列等間隔に稲を植えていくことを繰り返した。 詳しくは下の図を参照ください。

農業体験_手植え   端から端まで縦に苗を植え終わると、今度は図のように、その間を等間隔でさらに目検討で苗を植えていく。 ここでのポイントは、立ち位置は縦に植えられた苗の中心で、足の位置を動かすことなく、真ん中に苗を植え、 そして、さらにその真ん中へ苗を植えていくところである。 そして、3本苗を間に植え終わると足をそこで1歩後ろに動かし、繰り返して植えていくことになる。

  中島は途中、ビデオカメラやカメラで皆の様子を撮影していたので、それほどではなかったが、 腰をかがめて植えるこの作業は、重労働である。

農業体験_手植え

【9日11:40】機械植えに挑戦

  手植えを1面終えると、下の段も同様に手植えをするということであったが、 小さな子どもを抱えているわけではないAJチームに『機械植えをしませんか?』という声がかかった。 そのような経験はなかなかできないので、当然させていただいた。

農業体験_機械植え 農業体験_機械植え 農業体験_機械植え

  何人できるかわからなかったので、つなぎを着て、やる気満々のTaigaに先陣を斬ってもらった。 アクセルレバーをじわりと動かし、前に進み始める。セットされた苗を手植えのようにどんどんと軽快に機械は植え進んでいく。 もちろん等間隔で。セットされた苗がなくなると自動的にアクセルが戻り止まる。 機械の上に載せられた苗をセットし、再びアクセルレバーをじわっと動かし、進めていく。 そんなことを教えていただきながら、Taiga、Yuto、Tomomiが機械植えを体験した。

  何でもしたがり、やりたがりの自分だが、Tomomiがし終えたところでほぼ全て終わっているように思っていたので、 機械植えの体験はあきらめていたのだが、『先生もしますか?』と言われ、『はいっ!』とそこで大はしゃぎ。 土手に沿っての機械植えで、車輪が轍(わだち)につかまり、車輪を持っていかれそうになるところをコントロールしながら、 無事に機械植えの体験をさせていただいた。

【9日12:20】田植え終了

農業体験_集合写真   さてさて、予定の時間をすこしオーバーしたのだが、無事田植えが終了し、みなで仲良く記念撮影。 基本このメンバーで、11月の収穫祭までの農業体験全4日間を共にすることになります。

『AJチームをこれから宜しくお願いいたします!』

【9日12:50】昼食&今回の農業体験について

農業体験_昼食   さてさて、田植えでエネルギーを使い切っていたので、とてもとてもこの昼食が待ち遠しかった。 このボリュームあるおいしい昼食を準備してくださったのは、 この農業体験を主催している山鹿市菊鹿町の有志で構成されている地域づくりグループ「八三会」の奥様方々である。

  ここでは、少し今回の「農業体験」について説明したいと思う。 今回訪れたのは、「熊本県山鹿市菊鹿町」の三区。そこは熊本県北部に位置し、福岡県と大分県に隣接する八方ヶ岳の麓の集落となる。 標高400mの物静かな中山間地帯で、近くには「矢谷渓谷」や国指定特別天然記念物の 「アイラトビカズラ」があり、 緑豊で水が綺麗で、昼と夜の温度差が激しいところであるので、当然ながら良食米や特産物の宝庫として、昔から語り受けているそんな素敵な場所だ。

  そのような菊鹿町三区の地域づくりグループ「八三会」で毎年、都市と農村の交流をテーマに一般の消費者を対象に農業体験を開催し、 交流を通して多くの方に心の癒しと安全で新鮮な地元の農産物を提供し、また地元においても今後の地域づくりや農業経営に活かしていくことを目的として、 体験交流したいとの願いで実施されているのがこの素敵な農業体験プログラム。

  こんな素敵なプログラムを知り合いの方にご紹介いただき本当に良かったと思う。

  昼食に話は戻そう。おいしくご飯をいただいている時に、この八三会のメンバーとメンバーの一人の奥さんが AJチームの中に入ってきてくれた。そこで、色々な話をし、すごくシンプルであったかい気持ちに触れる事ができた。 日頃の人と人との触れ合いからは得られない温もりである。それだけでも、今回来て良かったと本当に思える。 そのような雰囲気もあり、他の参加者からも普段とは違う笑顔が溢れているのだと思った。 そして、今回参加したAJの面々にも素敵なプレゼントがいただけたのではと思っている。

【9日13:30】自己紹介

  昼食もぼちぼちと落ち着いて来た頃を見計らって、八三会のメンバー、そして今回参加の8組の自己紹介が始まった。 当然、AJチームの順番がまわってきたのでAJチームの紹介をした。別に恥ずかしいこともなく、悪いことをしているわけでもないので、 AJ国際高等学院とはどんな学校かを少し話をし、今回参加した理由が、一般的な高校の行事のようなものができないので、 それに代わる経験をさせてあげることだということを話し、そして八三会のメンバーの方々の人としての温もりや参加している皆さんの笑顔がとても心地よくもあり、 素敵なエネルギーをいただけていることなどを話させてもらった。

『先生、かっこ良かったよ。』

小さな声でTomomiが言ってくれた。

【9日13:45】お菓子作り、川遊び、そして子どもたちとのボール遊び

農業体験_川遊び  Taigaは体育館で寝るということだったので、Taigaを置き、とじこ豆というお菓子作り、川遊びをYutoとTomomiとでしに行った。 お菓子作りはレシピはもらったが、直接、こちら側が何か調理するということもあまりなく、アットホームないい加減さの中で、蒸しあがるのを待つだけとなった。

  3人で向かった川の水はとても冷たく、肌がしばらく入っているとジンジンしてきた。 本当は思い切って泳いでも良かったのだが、9月の第2回農業体験の時にそれは爆発させることにした。どうやら第2回の内容はかなり楽しいらしい。 かかし作り・川遊び・ヤマメとりetc。

のんびりと3人で体育館へと戻ると、寝ているはずのTaigaはちびっ子と激しいボール遊びをしていた。

『Taiga、寝るんやなかったん?』
『寝かせてもらえんかった・・・。』

  そこからは地元のちびっ子や今回の体験に来ていた子どもたちとボール遊びをした。 少し大人な自分たちには、容赦なくちびっ子はボールを投げ込んでくる。TaigaもYutoもTomomiもそれぞれ子どもたちに捕まっていた。

【9日15:00】閉会

  蒸していたお菓子とじこ豆もでき、それを食べ、ゆったりとした時の流れの中にも閉会はやって来た。 こんな時間の流れは久々であった。色々なことをしているにも関わらず、何かに追われているわけでもない、 そして威勢をはる必要のない自然と人々の中で過ごすことがそんな気持ちにさせてくれたのだと思う。 そして、Taiga、Yuto、Tomomi、それぞれも何かを感じたに違いない。

  次回は泊まりで来て下さいとの八三会のオススメもあり、第2回は泊まりでゆっくりする計画である。 またKeitaだけではなく、今回来れなかったメンバーも追加で参加をお願いしようとも思っている。 24時間EKIDENにつづくAJ国際高等学院の年間行事がまた1つ決定した。

【9日15:30】帰り道

農業体験_温泉   農業体験参加者に無料の菊鹿温泉入湯チケットを人数分もらっていたのだが、今回はそこには寄らずに帰ることにした。 帰り道は、のんびりと下道を通り、Yutoを途中の佐賀駅でおろした。途中、東背振ICから高速にのり、筑紫野ICで降り、Tomomiを送り、 そこからTaigaの家へと向かう。途中の道路標識だけを頼りに、通ったことのない道をすすんだのだが、 スムースにTaigaも送り届けることができた。

  みなと別れ、一人帰りながら、
『第2回の農業体験に多く連れて行きたいなァーー』
『大きな車を借りよー』

などと考えていた。

『多くの素敵な人と出会えたこと、そして大きな怪我や事故なく無事に1日が皆と過ごせたことに感謝』

AJ国際高等学院
学院長 中島靖博