農業体験をしに熊本県山鹿市菊鹿町へ!〜第2回『かかし作り・川遊び』

農業体験をしに熊本県山鹿市菊鹿町へ!〜第2回『かかし作り・川遊び』

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【1日09:15】無事出発!

  今日は、第2回の熊本県山鹿市菊鹿町への農業体験。 前回のハプニングの反省から、男性陣は前日の晩から中島家に泊まってもらった。 したがって朝は問題なく一斉に予定時刻に出発し、一路Tomomiとの待ち合わせ場所へと向かうことができた。 7:45にTomomiをPickUp。 そして、Tomomi、Taishi、Taiga、Yuto、Keitaとともに、 熊本県山鹿市菊鹿町へと出発した。

  今回は、2回目ということもあり、道の心配なく、現地に9:15分頃到着することができた。 Tomomiをひろってから90分のドライブなので疲れもない。 集合時間は9:30だったので、それまで皆でキャッチボールをすることにした。

【1日09:15】キャッチボール

  僕(中島)はいつもどこかに行くとなると、 サッカーボール、バレーボール、グローブ、フリスビーなどたくさんの遊び道具を持ってくる。 今回は川遊びもあるということだったので、二人用のゴムボートも持ってきた。 多くの人があきれるくらいの荷物の量だ。 そんな大量の遊び道具の中からグローブとボールをごそごそと取り出し、 Tomomi、Taishi、Taiga、Yuto、Keitaとキャッチボールをした。

  お兄ちゃんと時々キャッチボールをしていたと言うTomomiは女の子なのにキャッチボールがとても上手だった。 ちゃんとボールを取っていたし、ちゃんと投げていた。しかし、顔にボールが当たったことで若干の恐怖感があるようだったので、 Tomomiとのキャッチボールは少しして終了。その後、男連中だけですることに。

  男連中の中で、一番、生き生きと体を動かすことを楽しんでいたように見えたのはTaishiだった。 勉強のときと違う一番楽な自分を出していたように思う。 『そっか、Taishi。お前はそれなんだね。』と心でつぶやいた。

【1日09:45】かかし作りスタート!

  簡単な開会宣言のあと、かかし作りがスタート。 新聞紙・古着・竹・ビニールひも・ガムテープをつかい作っていく。 Yuto、Tomomi、そして僕(中島)と、Taiga、Taishi、Keitaでいつのまにか分かれて、 かかしを作る事に。 僕たち3人は、子どものかかしを、Taiga、Taishi、Keitaチームは、大人のかかしを、 親子という設定でつくることになった。

  かかしの作り方の紙はもらっていたのだが、それはあくまで1つの例であるとして、 自分たちで考え、かかし作りをしていった。つまり、作り方の紙は無視・・・『無視して、すみません!』。

  そんなこんなで、だんだんと回りでは、かかしが出来上がってきたが、AJの2グループは、のんびり作って未完成。 変に中途半端にしたくはなかったので、多少まわりは気になったが、『いいよ、いいよ、思うように作ろう!』と最後まで粘ってみた。

  そして、やっとできました! そこで、命名、子どものかかしは『響子』、お父さん(大人)のかかしは『裕作』。 この名前は『めぞん一刻』の登場人物からいただいた。 設定は、子どもがかわいくて仕方のないお父さんは、娘に甘く、 彼女が欲しがるかわいい服を買ってあげてはいるが、 娘はというとあまりお父さんが好きでないというもの(笑)。 そんな設定は、Tomomiと二人で考えた(^^)。

  お父さんのかかし『裕作』は、とても大きなもので、写真ではわからないが、実は頭らしきものが、3つもつき、 一番下についているのが『ドラえもん』の顔だった(笑)。

  こんなかかしでないとダメ!というものではなく、いろんなかかしがあっていい。 すごく楽しめた『かかし作り』だった。

【1日11:00】いよいよ棚田へ

  随分と時間をかけて作ってしまったかかしを他のかかしと共に軽トラにのせ、同じ軽トラの荷台にTomomi、Taishi、Taiga、Yuto、Keitaと僕(中島)の6人が乗り込んだ。 前回もそうだったのだが、軽トラの荷台にのり、山間部にある棚田へと続く道を心地よい風を受けながら、荷台の上で揺られるのはとても心が弾む。自然と笑顔になる。素の自分になれる。 皆の表情を見てみても、そんな気持ちだったのではないかと思う。

  棚田につき、用意されていた鉄の杭にかかしの『響子』と『裕作』を立てた。舌を出して、おちゃめな響子さんも立派にその役目を果たしてくれるだろう。裕作も巨大な体と3つもある頭で、稲穂を守ってくれるはず。

【1日11:30】生育状況

  稲穂の生育状況は、説明によるとどうやら順調のようだ。数時間しか咲かない稲の花もちょうど咲いているところだった。僕自身、稲の花を見るのは初めて。

  稲の花はとても小さく、そして普段目にするような『花』らしさはない。しかし、この少し頼りなさそうな花が自家受粉し、日本人の主食となるお米となる。 初回、田植えかをし、今回、かかし作って、稲の穂を観察、そして第3回収穫。第4回は精米の後、炊飯し、食すことになる。 土壌作りや苗床の準備など最初からお米作りしたわけではないが、これまで食べたどんなお米よりも思い入れもあり、おいしくなることだろう。

【1日12:00】ヤマメのつかみ取り、そして塩焼き、昼食へ

  かかしの設置と稲の生育状況の確認後、再び軽トラの荷台に乗り込み、三区の体育館に戻ってきた。 体育館裏には、ヤマメを入れる円形のプールが用意され、その横では、昼食の準備が行われていた。

『八三会の皆さん、いつも食事の準備ありがとうございます。』

  ブルーシートで作られた円形プールにヤマメも放たれ、いよいよつかみ取りへ。 この騒ぎはビデオに残してもらおうとTomomiに撮影をお願いし、戦いのフィールドへ。

『パニックを引き起こしてくるね!』

  そして、スタートの合図とともに、僕(中島)は、Taishi、Taiga、Yuto、Keitaに向かって、 ヤマメには目もくれず、水をかけ、あっという間に皆びしょぬれへ。回りからは悲鳴が・・・。 『いやぁー、なんて楽しんだろう』と自己満足。

  さてさて、ヤマメのつかみ取りはいうと僕自身はすぐに2匹捕まえたので、それで終了ということにし、 Taishi、Taiga、Yuto、Keitaや、他の子どもたちがはしゃぎながら、ヤマメを追いかけるのをしばし眺めていた。 AJチームの男4名は、ある程度捕ったらやめればいいのに、大人げなく、ヤマメをとりまくる。 ビニール袋一杯だったので、1袋とりあげ、再び放流。 少し弱ったヤマメは小さな子には捕まえやすくなっており、 なかなか捕まえられなかった小さな子にも、『自分で捕まえられた!』と喜んでもらえたのではないかと思う。

  全てのヤマメを捕りおえ、プールの横のテント下のござの上で、昼食をとる。もちろんヤマメの塩焼きと一緒である。 まったりとした時間の中で、昼食をいただく。うすい塩味のおむすびは最高においしかった。 もちろんお米や水がおいしいということもあるだろうが、多くの人の笑顔と大きな自然の中にいるからこそ、 さらにおいしく感じるのだろう。

【1日14:00】水遊び→川遊び→カヌー体験

  ぼちぼちと昼食もおわり、川遊びのためにもって来たゴムボートに空気を入れ、 ヤマメを放流していた円形プールに浮かべておいた。 何か時間に追われているわけではないので、それぞれが思い思いの時を過ごす。 円形プールで遊ぶ人、体育館でバレーボールをする人、色々な方と話をしている人。 多くの人が失っている空間、時の流れがそこにはあった。

さてさて、いよいよ川遊びへ突入。 歩いても数分しかかからない川には流れをせき止めただけの天然プールがあった。 前回もTomomiとYutoと3人でこの川には来ていたが、近くにそのような場所があるとは思ってもみなかった。

  準備していただいたカヌーを浮かべ、いよいよカヌー体験が始まる。 はじめは見ているだけのTomomiだったが、 気付くとカヌーを指導していただいた方と見事な息の合ったパドルさばきで、颯爽と川面を進んでいた。 皆、いい顔になっていた。

  パドル操作に慣れてきた頃、カヌー3艇で競争する事に!上の3枚の写真がそのときの様子である。 1番左の写真は、スタートの合図の瞬間のもの、真ん中は、スタートすぐのTaishiとTaishiとコンビを組んでいた男の子の姿。 右端の写真は、最終コーナーを曲がっている競い合う3艇である。確かこのときは2周で競い、見事1位はYuto組だった。

  次に出来る限り多くの人が参加できるよう、1艇につき4名が1グループになり、2名ずつ乗り込み1周毎に交代、それを2回繰り返す合計4周で競う事になった。 この競争には僕(中島)も、Keitaも参加。赤い小回りのきく、小さな艇に僕自身は乗り込んでいたこと、 また四万十川をパドル操作しながら、ゴムボートで下ったこともあったので、当然!?大人げなくダントツ1位に。

『ごめんなさい、本気でした!(笑)』

  この競争後、川遊び、カヌー体験は終了。着替えをし、少し休憩をとった後、第2回農業体験の閉会式となった。

【1日15:30】宿泊施設『木馬館』へ

  閉会式の後、宿泊の4組で、一路、本日の宿泊施設である『木馬館』へと向かった。

  古城跡という場所に立てられているこの木馬館には、せまくさみしい道を通り抜け、たどりついた。

『俺たちを一体どこに連れ去ろうとしてるのかっ!』

などの妄想を車内で皆としつつ、どこにも連れ去られる事なく『木馬館』へと到着した。

  木馬館につき、チームAJには2部屋割り当てられていたが、 1部屋は冷房がついている部屋、もう1部屋は管理人用の部屋だった。 当然と言えば、当然なのだが、冷房つきの部屋はAJ女性陣用となる。

  女性陣と言っても、ここまでいたのはTomomiだけであるが、 1週間前より、来る来ないがギリギリのギリギリまで確定できなかったSatomiが奇跡的に合流することに! 本日午後3時すぎ、Satomiの『行けます!』の電話で、本当に本当にギリギリのタイミングで合流が可能となった。 1週間前に予約を入れておいた福岡-山鹿行きの高速バスにSatomiは4時30分に乗り込んだ。

  そうそう、この木馬館、実は馬の顔になっているのだが、 ネットから探して来たこの写真ではちょっとわからないだろう。(この写真を撮影された方へ、勝手に使用していますが、お許しください!)

【1日16:00】豆腐づくり

  木馬館につ、豆腐づくりを体験する事に。 しかしながら、男性陣は子どもたちとはしゃいでいた事もあり、 全員、昼寝をしていたため、結局、豆腐づくりに参加したのは、 AJからはTomomiと僕(中島)と二人だけ。まあ仕方ない。

  豆腐のつくり方だが、まずミキサーに大豆と水を適当に入れ、 大豆を細かくしていく。次に焦がさないようによく鍋底からかき混ぜながら、 一煮立ちさせる。その様子が一番左端の写真。ちなみにかき混ぜている腕はTomomiの腕(笑)。

  一煮立ち後、木綿の布袋にて、かすをとっていくのだが、このかすのことが『おから』である。 豆腐をつくるときに、この『おから』ができることはしっていたが、一体どの行程でできるのか知らなかった。 それが真ん中の写真である。木綿袋から絞り出されたものが『豆乳』であるが、それが一番右の写真。 これに『にがり』を入れていく。

  豆乳に『にがり』を少しずつ少しずつ入れていくと徐々に固まってくる。 下の3枚の写真を見ると固まっていっているのがわかると思う。

  ここで『にがり』について調べてみると、

『にがり(苦汁、滷汁)とは、海水からとれる食品添加物。 海水から塩を作る際にできる余剰なミネラル分を多く含む粉末または液体であり、 主に伝統的製法において、豆乳を豆腐に変える凝固剤として使用される。』

とあった。誰がこの豆腐の作り方を見つけたのか?誰がこの苦汁と豆乳を混ぜ合わせようと思ったのか?偶然だったにしろ、古(いにしえ)の人は本当にすごいと感じる。

  凝固したものを下の写真のように木綿の布を引いた型に流し込み、しばし放置していると、若干見た目は悪いが、大豆の存在感ばりばりの濃厚な豆腐ができあがった! 実は、この豆腐作りを指導していただいた古家さんは『豆腐作り2回目』ということらしいのだが、 一生懸命豆腐作りに必要な道具を準備していただき、本当に本当に気持ちが伝わり嬉しかった。

『師匠!ご指導ありがとうございました。』

  この作った豆腐は晩御飯のときにいただきました。

【1日18:00】温泉に出発!そして合流

  豆腐作りは実はまだまだ続いていたのだが、温泉に行くということで、あとは師匠におまかせすることになった。 またSatomiの山鹿到着も18:15予定だったので、ちょうど温泉に向かう車でSatomiを拾ってもらう事に。 先にTaishi、Taiga、Yuto、Keitaを温泉施設に降ろし、役場の方とTomomiと3人でSatomiが到着するバス停へと向かった。

  Satomiを無事ひらい、温泉施設へと向かった。 今回の温泉施設はスーパー銭湯のようなところで多くの地元の方が入っていた。 19:00出発ということだったので、あまりゆっくりとは入れなかったが、自分なりに身体をゆっくりとほぐす。 先に入っていたTaishi、Taiga、Yuto、Keitaはちょうど僕が入るときにあがってきていた。 もっとゆっくりと入っておけよと思いもしたが、若者ではなくなった僕自身の考えだろうと口にすることはなかった(笑)。

  温泉施設を後にし、途中コンビニによってもらって、夜を過ごすための食料などを購入し、再び木馬館へとむかった。

【1日19:30】夕食、そして語らい

  温泉施設から帰ってくると、夕食が八三会の皆さんによって準備されていた。

  さて、食事をするといつも思うことがある。それは何かと言えば、食事をすると楽しくなると言う事だ。 『食』は動物の生きるための基本的欲求。だからこそ、その欲求である『食』が楽しくないはずがない。 『食』を楽しめないということは、やはりそれは、不健康な状態に心身があると言えるのではないだろうか。 『食』を共にできることは色んな意味でのバロメーターとなる。

『一緒に食事できてますか?』
『一緒の食事を楽しめていますか?』

  話は脱線したが、AJのみんなだけでなく、この農業体験に来られた方々、 八三会の皆さん、山鹿市の皆さんと笑顔で食を共にすることができた。 幸せなひと時だった。

  夕食後は、教室から持ってきたジェンガやトランプでAJ男性陣は盛り上がっていた。 途中から子どもたちも交え、他の家族ともゲームを楽しんでいた。 そんなa中、僕はSatomi、Tomomiと色々な話を何時間もした。 そして、夜が更けるにつれ、ひとり、またひとりと寝床に就く。 結局、僕は一人、八三会の古家さんとお酒を飲みつつ、いろいろと勉強させていただいた。 時間は正確には覚えていないのだが、午前2時をまわっていたような・・・・。

【2日08:00】木馬館を出発、そして益城の天然プールへ

  朝食をとり、掃除をして、寝食を共にした方々にお別れをし、午前9:00『木馬館』を出発した。 そして、Taishi、Taiga、Yuto、Keita、Tomomi、Satomi、そして僕(中島)ら7名は、 一路、Satomiが教えてくれた素敵な益城にある湧水天然プールへと向かった。

  地元の人のみが知る穴場のため当然見つけにくかったが、なんとか無事到着。

  この湧水天然プールは透明度は抜群!深さは3mくらいで、もちろん底まで見えている。 水温は湧水のため低く、それに身体が慣れるまではとガタガタと震えてしまった。

  Taishi、Keita、Tomomiは足をつけるぐらいにとどまり、Satomi、Taiga、Yuto、そして僕はこの素敵な湧水天然プールへと飛び込んだ。

  地元の人がこの湧水プールに飛び込む木があるのだが、そこから、勇気ある!?TaigaとYutoが果敢にチャレンジ。 まあ、ロープを使って飛び込むまでに時間はかかり、かっこよく・・・とまでは・・・。とにかく二人とも無事ダイブした。

【2日14:00】やまなみハイウェイ〜九重大吊橋、そして帰宅

  益城の天然湧水プールではしゃいだ後は、せっかくなので、 ミルクロード→兜岩展望台→やまなみハイウェイ→九重大吊橋に立ち寄り帰った。

  帰路、ワインディングロードの為、車に酔って気分を悪くするものもいたが、 今回の1泊2日の第2回農業体験も第1回に続き、皆に怪我なく無事終えることができた。

『多くの関係していただいた方に感謝。どうもありがとうございました。』
『来月、またお世話になりますね!』

AJ国際高等学院
学院長 中島靖博