農業体験をしに熊本県山鹿市菊鹿町へ!〜第4回『収穫祭』

農業体験をしに熊本県山鹿市菊鹿町へ!〜第4回『収穫祭』

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【14日07:00】いよいよ収穫祭!

  今年度4回目の農業体験は『収穫祭』。前回までで作業的なことは終わっているので、 今回は、これまで農業体験をご一緒させていただいた皆さん、八三会の皆さん、山鹿市役所の皆さんと『秋の収穫』を共に喜び楽しむものとなっている。

  集合時間も今回は11時。いつもより1時間遅いスタートとなってはいるが、10時に到着を目標に動くこととした。それもあって、これまでは男子チームは、中島宅に前日夜から泊まってもらっていたが、今回はなし。 いつもより1時間遅い7時出発となった。

  まずは宮本先生を朝7時にPickUpし、次にKeitaと合流、前回に引き続き、中島ファミリー(奥さん+娘)も一緒のため、5名で一路、Satomi、Taigaの待つ、福岡へ向かった。

  『るるるる・・・るるるる・・・・』

農業体験  携帯が鳴った。Taigaからであった。残念なことに急用で不参加になる旨の連絡だった。 これで今回の農業体験を最初から最後まで見届けたのは、僕中島だけになった。とても寂しい瞬間だった。

  しかし、気を取り直し、福岡へ向かい、Satomiと無事合流。 いつものように日赤通りを南下し、筑紫野ICへと向かった。途中、石釜パン工房ながたに寄り、朝食を購入した。 車の中のKeitaにふと目をやると非常に体調が悪そうであった。

  『大丈夫や?気分でも悪い?』

  まともな返事が返ってこない。かなり微妙そうであった。 しかし、途中に立ち寄った高速のサービスエリアでは復活していたので安心した。

  さて、菊水ICを降り、いつものように山鹿の市街を走っていると、連休で、かつ紅葉シーズンということもあり、多くの車で溢れかえっていた。 10時到着予定だったのだが、結局は11時ちょっと前にしか着くことができなかった。食事の準備を手伝うはずだったのに・・・。

  『皆さん、すみません!』

【14日11:30】菊鹿の自然散策

農業体験  11:30頃、挨拶とともに第4回農業体験(今回は農業体験自体はないが)『収穫祭』は始まった。

  八三会の方の案内で、まずは菊鹿の自然散策へ。古家さんのロマンあるお話をナレーションに色づき始めた木々をゆっくりと楽しませてもらった。 上田さんのところのヤマメの養殖場(釣堀)では、元気に育っているヤマメ、そして孵化を待つヤマメの卵などを見せていただいた。Keitaは、以前ここに、おじいさんと来た事があるらしい。 Keitaは、あのときの光景を思い出しつつ、懐かしんでいたのではないだろうかと思う。

  ヤマメのいけすの横の見事に赤く色づいたもみじは、多くの人の足を止めさせ、そして、皆少しでもその美しさをカメラに残そうと、シャッターを切っていた。 もちろん僕自身も例外なく、そんな気持ちではあったのだが、デジカメ写真家!?のSatomiにカメラを奪われてしまった。 彼女が代わりにこれぞという1枚を残そうと、構図を考え、イメージをふくらませ、なかなか、そのもみじから離れようとしなかった。 Satomi以外の人が車の所に集合したこともあり、Satomiに指笛で合図。もっと撮影したかったのだろうが、ここで強制終了。 しかしながら、実際は満足いくまで撮影させても誰も不満を言う人はいなかったろうと思う。都会暮らしでは、なかなか待ってはくれない時間も、 ここでは人に合わせて時間がゆっくりとすすんでくれる。

  『せかして、ごめんね』

【14日12:30】昼食、そして探検へ

  さて、1時間くらいの自然散策を終え、公民館に戻ると、お昼は準備されていた。 いつものおいしい白むすびと、ヤマメのホイル焼き、豚汁を変わらぬ皆の笑顔とともにいただくことに。

  『いつも準備いただき、本当にありがとうございます。』

  昼食後、今日は八三会の古家さんより、ずっと言われていた山中にある磁石を狂わすという奇岩を見に行くことになった。 そこで編成されたのが、20名を超えた小さな子どもも含む大調査団である。 険しい山の中を歩くと聞いていたので、実際、『小さな子どもは大丈夫なのかな??』と少しの不安を抱きつつも出発。 小さな探検家たちを乗せた軽トラは、磁石を狂わすと言う奇岩へと向かった。

  軽トラで揺られること数分、出発点に到着した。気軽な気持ちで来ていた人たちは、『こんな山の中を登っていくの!?』という反応を少し見せていた。 宮本先生もその一人で、『えっ、本当!?』と若干の戸惑いを見せつつも、出発することに。 『小さな子どもをフォローできるような道だったらいいけどな・・』とまだ消えぬ少しの不安を抱えつつも山の中へと冒険家たちは入っていった。 しかしながら、途中、体調不良の女の子や、体力に不安なため!?の宮本先生など何人かは早めに断念する事に。それほどの山道であったということである。 まあ、僕はというと急なところでは小さな子どもを抱え上げたり、体を支えたりしつつ、日頃の成果!?なのか息を切らすことなく進んでいた。 Satomiの体調もかなり心配ではあったのだが、最後尾よりSatomiのペースでサポートしていただけたので、少し安心させてもらった。

  『サポートいただき、ありがとうございました』

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  時間的にはおそらく30分くらいだと思うのだが、険しい山の中の道をのぼり、ようやく目的地近くに到着。 そこからは、古家さんが、ナタを片手に、ヤブを分け入りの数メートル、大きな岩が姿を現した。

  『これが、その岩です!』

  早速、古家さんは、神事にこの岩が使われていたのではということで、岩に向かって手を合わせる。そして皆同じように手を合わせた。

農業体験  さてさて、手を合わせた後、古家さんは、その岩のちょっとしたくぼみを指差し、このくぼみに沿って背中をつけて座ると、 丁度へその向いている方向に北極星が来る事を僕らに語ってくれた。そんなロマンいっぱいの話をしてくれる古家さんが僕は大好きである。 そして、いよいよ今回の目的である方位磁針を狂わす岩であることの検証が始まった。

  持ってきた方位磁針を岩の表面にすべらし、磁針が狂う場所を探していくと、すぐに180度磁針の針の指す方向が変わる場所が見つかった。 その違いがはっきりするようにと、周到に用意されたもう1つの方位磁針を古家さんは取り出し、それらを並べ、分かりやすく僕たち小さな探検家たちに見せてくれた。 北とか南とかわからない小さな子どもも、何かが異なる事ははっきりとわかったのではないかと思う。

  古家さんによると、このように磁石を狂わす箇所は複数あるらしく、またこの大きな岩のまわりには取り囲むようにちいさな岩があり、 それらにも同様な箇所があるとのことだった。 また、夏至・冬至・春分・秋分の日などの日の出の方向とこの石の配置などの関係を調べたら面白い事がわかるのではないかと熱く話されていた。

  帰りの道のりは下りということもあり、あっという間に出発点に到着。公民館から往復1時間30分くらいの小冒険は無事終了。 心配だった小さな子どもたちも、怪我することも全くなく、元気いっぱい戻り、たくましくなって帰ってきた。

  『面白い体験をありがとうございますっ!』

【14日16:00】みなさん、ありがとう

  さてさて、今年度の全4回の農業体験が八三会の上田さんのあいさつで終わった。あっという間のとても素敵な4回の農業体験だった。 6月に初めて、この農業体験に参加させていただき、土のやわらかさを素足でしっかりと感じながら、一列に並んで行った田植え。 9月は、秋の収穫まで稲穂を守ってくれる『かかし』を皆で作り、それを立て、 10月は、カマを片手に腰をかがめ、大きく頭を垂れた稲を力強く刈り、掛け干しし、そして今回、その収穫したものを共に体験、そして指導してくださった方々と、その喜びをわかちあった。 本当に本当に素敵な実り多き農業体験であった。

  また多くの良い体験をさせていただいた他にも、この農業体験に参加しておられたご家族や、八三会、山鹿の皆さんには、いっぱいいっぱい温かい心と素敵な笑顔をいただいた。 感謝感謝である。

  そして、最後にこの農業体験に参加した、Yuto、Keita、Taiga、Taishi、Tomomi、Satomiに対して、子どもたちと遊んでくれたことを、そのお父さん、お母さんから素敵な言葉をいただきましたよ。

  『ありがとう』


  今回収穫した棚田米『きくかの米』を30kg購入したので、AJのみんなに味わってもらおうと思う。皆さん、ご賞味あれ。

【14日20:00】素敵な月夜

  さて菊鹿町を出て、福岡と正反対の阿蘇に向かった。その目的は、南阿蘇のルナ天文台で月の観測をすることである。 2日前から、澄み切った夜空に大きな月が素敵に浮かんでいたので、それを見て、きっと光を反射し、まぶしく浮かぶ月を今日も観測できると踏んでいた。

  『きっとみんな感動してくれるはず!』

  途中、様々なハプニングに見舞われたり、幸運にもめぐり合えたりと色々あったが、なんとか無事、ルナ天文台にて月の観測・説明を受ける事ができた。 僕自身はこの天文台にもう10回くらい訪れていたこともあって、他のお客さんの邪魔にならぬよう外で娘と一緒にお留守番。 どうやら期待通りの月を見ることができたみたいなので嬉しかった。 Satomiは、ここぞとオーナーである宮本さんに質問をしていたらしい。ちなみにその日の『ルナ天文台日記』はこちら


  4回にわたる農業体験は、素敵な満月を観測して終了。帰宅は午前様になってしまったが、4回の締めにふさわしい!?1日だった。

  『無事、農業体験を終えることができました。全ての人に感謝感謝。そして、また来年も宜しくお願いします。』

AJ国際高等学院
学院長 中島靖博